素晴らしい作品をありがとう
1993年公開の映画「ギルバート・グレイプ(原題:WHAT'S EATING GILBERT GRAPE)」。
若かりし頃のレオナルド・ディカプリオが、初めてアカデミー賞にノミネートされた記念すべき作品。
26日に亡くなったそうです。 享年69歳。
親族によると、彼女は睡眠中に安らかに亡くなったとのこと。 まるで映画と同じように・・・。
彼女の訃報を目にして、24年ぶりに「ギルバート・グレイプ」を観たくなりました。
先天的な知的障害を持つ弟の世話に明け暮れるギルバートに同情して、
最初はイライラしながら観ていましたが、観終わった後は爽やかな涙を流したのを覚えています。
そして、観客をイライラさせるほどの演技力だったダーリーンとレオほど、適役な俳優は他にいないと思いました。
家族という呪縛に縛られ、苦悩する青年・ギルバート役のジョニーの演技もとても素晴らしかったですが、
ギルバートにとって自由の象徴のような存在の、
放浪の旅でこの村にやってきたベッキー役のジュリエット・ルイスも素晴らしかった。
この映画の中には、人生の中で何が一番大切なのかを教えてくれるセリフもいっぱいありました。
↓ ↓ ↓
やがて顔はしわしわになるし、白髪だって生えるし、オッパイだって垂れ下がるかもしれない。
本当に大切なのは何をするかだわ。」
そして、生涯を通して肥満と戦いながら、女優業の再開に意欲的だったというダーリーンに、
素晴らしい作品を遺してくれてありがとう。 どうぞ安らかに・・・。
by peko_tin2
| 2017-03-30 06:00
| 映画・テレビ